Amazonに出品できる人とは – Amazon出店の王道より

Amazon出店の王道

本シリーズでは書籍「Amazon出店の王道」より、お役立ち情報をピックアップしてお届けいたします。より詳細な内容をご覧になりたい方はぜひ書籍のほうもご覧ください。

Amazonの出品形態は「セラー」が基本

Amazonとの取引形態にはリテールとマーケットプレイスの2種類がありますが、この本で説明するのは基本的にマーケットプレイスになります。マーケットプレイスは、Amazonのプラットフォームを借りて商品を販売するビジネスで、そのビジネスを行う者はセラーや出品者と呼ばれています。
また、セラーとして商品を出品する場合、大口出品と小口出品の2つのプランがありますが、以降は大口出品を前提とした解説になります。繰り返しになりますが、小口出品はできることがかなり制限されるため、ある程度の売上規模を期待しているのであれば、最初から大口で出品しておいたほうが何かと便利です。
セラーは誰でも簡単にアカウントを作成して、商品によってはその日のうちに販売を開始できるものもあります。

セラーアカウントの作成をはじめる

お店の名前を決めておく

すでにAmazonで使用されている名前でなければ、店舗名は自由に決めることができます。しかし、店舗名として登録するのは会社名や屋号名、ブランド名などが妥当です。たとえば店舗名に「○○円以上送料無料!」などの補足的文章を入れることも可能ですが、これでは「販売価格の安さ」に寄ってしまって会社やブランドの価値に影響を与えかねません。これは一例ですが、基本的には補足の文章は入れずに自社の会社名やブランド名だけにしておくのがいいでしょう。なお、店舗名は後からでも変えられるので、まずは仮の名前を登録しても問題ありません。

作成前に手元に用意しておくもの

アカウントの作成にはクレジットカードなどのほか、いくつかの書類が必要です。あらかじめ手元に用意しておきましょう。銀行口座の取引明細やクレジットカードの取引明細は、架空の企業や犯罪組織等でないかの確認のために必要なものと思われます。詳しくは「https://sell.amazon.co.jp/sell/identity-verification.html」のページから確認することもできます。

作成に必要なもの

・クレジットカード(デビットカードも可)
・銀行口座
・メールアドレス
・電話番号
・登記事項証明書(法人の場合)
・本人確認書類
 →パスポート or 運転免許証
・過去180日以内に発行された各種取引明細書1部※
 →クレジットカードの利用明細書 or インターネットバンキング取引明細 or 預金通帳の取引明細書 or 残高証明書
※ただし、PCやスマホ画面のスクリーンショットや、画面に表示されたデータを撮影したものは不可。紙の原本を撮影したものは可

アカウントの作成方法

まず、「セラーセントラル」と検索するか、直接URLを打ち込んで「Amazon出品サービス」のページにアクセスしてください。URL:https://services.amazon.co.jp/

セラーセントラルとは、Amazonのマーケットプレイスに出品するためのサービスのことで、出品に関わることはすべてセラーセントラル上で行います。そして、セラーセントラルを使用するには出品用のアカウントが必須です。これはAmazonで買い物をする際の通常のアカウントとは別のものになります。出品用のアカウントとして個人の買い物用のメールアドレスを使用することもできますが、注文が入った際などにはAmazonからメールが頻繁に送られてくるようになります。ですので、出品専用のメールアドレスを別途設けることをおすすめします。メールアドレスを複数持っていなければ、Gmailなどの無料で作成できるものを使用すればよいでしょう。

月額4,900円の大口出品で始めるかたは「さっそくはじめる」をクリック、Amazonの出品の仕組みに慣れるためにまずは無料の小口出品から始めるというかたは、ページ下部の「小口出品サービスに登録する」をクリックしてください。
このとき、ログインを促されるので、個人の買い物用のアカウントと分けたい場合は「Amazonアカウントを作成」をクリックして出品用アカウントの作成を進めてください。

出品用アカウントでログイン
アカウントを作成

ここでは大口出品のアカウント作成方法について説明します。アカウント作成を進めると、下記の情報の入力を求められます。
・ビジネス情報
・出品者の情報
・請求
・ストア
・ビジネス

続きをご覧になりたい方は、ぜひ書籍「Amazon出店の王道」をご覧ください。