本シリーズでは書籍「Amazon出店の王道」より、お役立ち情報をピックアップしてお届けいたします。より詳細な内容をご覧になりたい方はぜひ書籍のほうもご覧ください。
商品属性名を「ゆらぎ」も含めて入れる
キーワードは登録できる入力項目が2つあり、それが「検索キーワード」と「プラチナキーワード」です。プラチナキーワードは、Amazonの担当者が付くくらいの売上金額が大きな出品者などに対し、特殊なキャンペーンのときだけに周知されるキーワードを入力する項目です。普段はまったく使用しませんので、本書内で「キーワード」という場合は検索キーワードのほうを指します。
さて、そこにどのようなキーワードを入れれば検索結果の順位を上げることができるのか。それは、商品に対して関連性の高いキーワードを入れることです。関連性の高いキーワードとは、ずばり商品名(商品属性名)です。商品名と重複しますが、それで大丈夫です。また、同じ商品属性名でもひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字など、異なる書きかたや呼び名が想定される場合は、それらすべてを入れるようにします。例えばアダプターであれば、「アダプター」のほかに「アダプタ」「変換」を、カニの場合は「かに」と「蟹」を必ず入れるようにします。
キーワードの文字数制限
キーワードには登録できる文字数に制限があり、それを超えるとエラーとなり登録できない仕様になっています(商品一括登録の場合はたくさんのキーワードを登録できることもあるが、文字数制限を超えている場合は登録しているキーワードすべてが機能しない仕様になっている)。
キーワードの文字数制限は、Amazonの説明によると「500バイト未満に制限されています(ファッションカテゴリーでは250バイト未満)」となっています。半角英数字の場合は1文字1バイトになりますが、日本語で使用する全角の場合は1文字で3から4バイトとなるので注意が必要です。基本的には1文字4バイトの計算で、ファッションカテゴリーで62文字程度、それ以外のカテゴリーで125文字程度におさえておくとよいでしょう。
ライバル商品から集客に有効なキーワードを調べる
「セラースプライト」というツールのキーワード逆引きリサーチという機能を使えばほかの商品がどのようなキーワードで集客できているかを確認することができます。
使いかたは、ログイン後、「キーワード逆引きリサーチ」で気になる商品のASINを検索するだけです。このツールはアカウント登録が必要なことと無料版では機能が限られることがネックですが、ほかにもさまざまな機能があるのでぜひ使ってみてください。
ブランド登録すると見られるデータも
Amazonのブランド登録(P.160参照)を行えば、セラーセントラルの「ブランド」メニューの「ブランド分析」からAmazonで実際に検索されているキーワードのデータを見ることもできます。対象となるキーワードは自社ブランドだけでなく、Amazonで検索されるすべてのキーワードとなります。例えば商品カテゴリーごとの検索件数の多いキーワードや、そのキーワードの検索結果の上位3商品などのデータを見ることが可能です。
続きをご覧になりたい方は、ぜひ書籍「Amazon出店の王道」をご覧ください。