【広告運用】転換率9〜23%、週のアクセスは10前後。「売れる力はあるのに見られていない商品」を8点抽出した

業種: バッグ / 期間: 2026年5月〜6月

この事例の要点

課題 数百SKUを扱うアカウントでは、広告や露出が「売れている商品」に偏りがちです。

施策 直近5週間のビジネスレポートを商品単位で分析し、転換率が高くアクセスが少ない商品を抽出しました。

結果 転換率は高いのに、週平均セッションが10〜14にとどまる8つの商品群が見つかりました。

背景

数百SKUを扱うアカウントでは、広告や露出を「売れている商品」に寄せがちです。売れている商品はデータに表れ、判断がしやすいためです。一方で、需要はあるのに露出が足りず、売上に表れていない商品は見過ごされます。

やったこと

直近5週間のセラーセントラルのビジネスレポートを商品単位で分析し、「転換率は高いがアクセスが少ない商品」を抽出しました。転換率(ユニットセッション率)はアカウント全体の中央値が5.6%です。その2倍以上の転換率がありながら、週平均セッションが10〜14にとどまる商品を候補にしました。

信頼性を確保するため、累計15件以上の販売実績がある商品に限定しています。転換率が高くても販売数が数件では、偶然の可能性が残るためです。

どうなったか

8つの商品群が該当しました。転換率は8〜12%の群が多く、いずれも週平均セッションが10〜14です。特に1つのシリーズは転換率が20%前後と突出していました。

転換率9%の商品に週10のアクセスしか来ていないということは、露出を10倍にすれば、転換率が半分に落ちたとしても売上は5倍になる計算です。転換実績がある商品なので、アクセスを増やせばそのまま売上に直結しやすいと判断し、スポンサープロダクト広告の強化とキーワード拡張をこの8商品群に集中する提案をしました。

学び

売れている商品への投資は間違いではありませんが、伸びしろの大きさで言えば「売れる力はあるのに見られていない商品」が優先です。転換率とセッション数を並べて散布図にすると、右下(高転換率・低アクセス)に候補が浮かびます。

留保

転換率の高さには、指名検索で来た人の比率が高いことが影響している可能性があります。一般キーワードからの流入を増やしたときに転換率がどこまで維持されるかは、実施後の計測で確認しています。

この記事を書いた人

Bluegoose